驚くべき映像美! オブリビオンの魅力!

 ジョセフ・コシンスキー監督によるSFスリラー映画「オブリビオン」がトム・クルーズ主演で鮮烈公開されました! 異常なほどの映像美と映像表現で描かれる独特の世界観が魅力的なオブリビオンですが、流石にトロン:レガシーに携わった監督だけあってそれぞれのカットへのこだわりが違います。このページではそんなSF映画「オブリビオン」と、その他のトム・クルーズ主演オススメ映画作品についてドドンとレビューしていきます!

 ちなみに本作品は、コシンスキーがアルヴィド・ネルソンと共同で執筆し、ラディカル・コミックスが編集した未発表の同名グラフィックノベルを原作としています。出演はトム・クルーズ、オルガ・キュリレンコ、アンドレア・ライズボロー、モーガン・フリーマン、メリッサ・レオ、ゾーイ・ベル、ニコライ・コスター=ワルドーです。

ストーリー

 それは西暦2077年。60年前に始まった異星人スカヴからの侵略を食い止めたものの、世界は核兵器によって荒廃してしまっていました。人類の多くは、土星の衛星であるタイタンへ移住をしていたのですが、そんな中元海兵隊の司令官で、コードネーム「Tech49」ジャック・ハーパー《トム・クルーズ》は、ヴィクトリア・オルセン《アンドレア・ライズボロー》と二人で地球に放置され、スカヴの残党を始末し続けるために、高度千メートル上空からの地上監視任務を担っていたのでした。 ある時、地上パトロールの途中で墜落した宇宙船を発見したジャックは、その残骸の中から謎の女性ジュリア・ルサコーヴァ《オルガ・キュリレンコ》を助け出します。目覚めた彼女は何故か会った事も無いジャックの名前を口にし、ジャックも断片的な記憶の中に彼女を見るのでした。そんな中で彼は突如スカヴに捕縛され、強制連行された先でマルコム・ビーチと名乗る男《モーガン・フリーマン》と出会うのです。彼にスカヴはエイリアンなどではなく人類の生存者であること、タイタンには移民の者など存在しないこと、移民前の一時的な避難先である宇宙ステーションと教えられていた「テット」という物体こそが人類の敵であることを告げられます。 そして、マルコムに連れられて「汚染地区」へとジャックは歩を進めます。そこで自分と同じ容姿の「Tech52」のジャックと遭遇します。そしてジャックは自分自身とヴィクトリアが大量生産されたクローンであり、テットの手先として人類を抹殺する任務をこなしていることを知ります。その後、かつてジュリアとジャックが共に終の住処にすると決めていた湖畔の家で二人は結ばれ、戦いが終わったらここに戻ると誓います。 スカヴの基地へと戻ったジャックは、マルコム達のプランに従い、殺人機械であるドローンを再設定し、テットへ核爆弾として送り込む準備をします。しかし実行しようとした矢先にテット側のドローンの襲撃を受け、確保したドローンも動かなくなってしまいます。そこでジャックとジュリアは、宇宙船の生存者を連行するよう求めていたテットの指示を利用し、自分たち自身でテット内部に特攻するプランを考えつきます。 テットへ進入する際、交信中に「嘘をついている声」だと解析されたジャックは「ジュリアを絶命させず、人類を存続させたい」と"真実"を話しテットの警戒を解いて、莫大な数のクローンが眠る中枢に乗り込むのでした。

ここが凄い!!

 場面によっては全くブルースクリーンによるCG合成を使わずに、美しいセットを組みスクリーン・プロセス撮影を行ったも言われています。あえてCGを使わずにSFこの世を表現することによってより良いリアルな映像が作られたということですね。その"スカイ・タワー"のシーンですが、確かに印象的な仕上がりで、セットだと聞いてなければ、どんなCGを使ってつくたのかとやきもきするところでした。

キャスト

  • ジャック・ハーパー - トム・クルーズ《森川智之》
  • マルコム・ビーチ - モーガン・フリーマン《坂口芳貞》
  • ジュリア・ルサコーヴァ - オルガ・キュリレンコ《中村千絵》
  • ヴィクトリア“ヴィカ”・オルセン - アンドレア・ライズボロー《岡寛恵》
  • サイクス - ニコライ・コスター=ワルドー《西凜太朗》
  • サリー - メリッサ・レオ《池田昌子》
  • ジュリアの娘 - アビゲイル・ロウ、イザベル・ロウ《久野美咲》
  • カラ - ゾーイ・ベル《岡田恵》

作られるまでの経緯

 アーヴィッド・ネルソン氏とコシンスキーが共同で執筆していたグラフィックノベル(海外版の漫画で、コミックのような「コミカル要素の無い物。シリアスな大人の漫画といった感じの作品)を原作としてスタートした企画です。最初は、トロンシリーズのようにCGを用いた映画を作ることを望んでおりましたが、同時の脚本組合のストライキ運動によって一年間映画の脚本を書いてはいけなかったため、アーヴィッド・ネルソンと共同でグラフィックノベルをかわりに執筆し、映画化を待ち望んでいました。2010年8月、コシンスキー監督の『トロン: レガシー』を製作したディズニーが『オブリビオン』の映画化権を競売の末に獲得しましたが、ディズニーはファミリー向けにするためPG指定にすることを希望しました。そんなレイティングをすればプロジェクトを「創造的に握りつぶす」こととなり、そしてディズニーは映画化権を売却しています。その後、元々映画化権を買おうとしていたユニバーサル・ピクチャーズが獲得し、PG13での製作を承認しています。

 映画のシナリオは元々ウィリアム・モナハンが執筆し、その後カール・ガイダシェクにより最初の書き直しが行われました。権利がユニバーサルに移ったあと、マイケル・アーントによって最終的な書き直しが行われました。ユニバーサル側は「それは我々が今まで出会ってきた中で最も美しいシナリオの一つだ」と賞賛しています。

サントラも好評発売中

トラックリストは以下のようになっております!

  • 1. 「Jack's Dream」
  • 2. 「Waking Up」
  • 3. 「Supercell」
  • 4. 「Tech 49」
  • 5. 「The Library」
  • 6. 「Horatius」
  • 7. 「Starwaves」
  • 8. 「Hydrorig」
  • 9. 「Crater Lake」
  • 10. 「Unidentified Object」
  • 11. 「Odyssey Rescue」
  • 12. 「Return from Delta」
  • 13. 「Retrieval」
  • 14. 「Earth 2077」
  • 15. 「Revelations」
  • 16. 「Drone Attack」
  • 17. 「Return to Empire State」
  • 18. 「Losing Control」
  • 19. 「Canyon Battle」
  • 20. 「Radiation Zone」
  • 21. 「You Can't Save Her」
  • 22. 「Welcome Back」
  • 23. 「Raven Rock」
  • 24. 「Knife Fight In a Phone Booth」
  • 25. 「I'm Sending You Away」
  • 26. 「Ashes of Our Fathers」
  • 27. 「Temples of Our Gods」
  • 28. 「Fearful Odds」
  • 29. 「Undimmed by Time, Unbound by Death」
  • 30. 「Oblivion (feat. スザンヌ・サンドフォー)」

感想

 ストーリー的にはやはり賛否両論あり、人によって好き嫌いがあったり、流石に矛盾が過ぎると思ってしまう方もいるのかもしれませんが、個人的には、そうしたシナリオ面での評価補って余りあるほど、映像面に関しての表現が素晴らしかったと思いましています。雰囲気やストーリーに関しては『惑星ソラリス』と『月に囚われた男』を足して二で割った感じの作品になっております。

 特に武器に関してはかなりこだわって作っているところが見受けられ素晴らしいと思いました。

驚くべき映像美! トム・クルーズ主演映画「オブリビオン」とその他トム主演映画を紹介するゼッ!!